コリアンクッキング「ジョンキョンファスタジオ」
トップへもどる ご連絡

最新情報
韓国料理教室
韓国料理レシピ
ジョンキョンファスタジオについて
ジョンキョンファ プロフィール
 
ジョン・キョンファの料理教室
キョンファ's ダイアリー
韓国食材と調味料
ジョンキョンファ著書
ジョン・キョンファ プロフィール
ジョン・キョンファのおすすめサイト
 
2005年「宮中料理コース」
最新のNEWS
バックナンバー
フリー・エンジョイクラスフリー・スタンダードクラス宮中料理コース第1弾宮中料理コース第2弾本格料理・味わいコース(春)本格料理・味わいコース(秋)基本料理・実習コースキムチ講座単発講座メディア出演神楽坂女声合唱団キムチ合宿

第2期・宮中料理コース|第8回第7回第6回第5回第4回第3回第2回第1回

2005.10: 第8回「宮中料理コース」 後援:モランボン薬念研究所
2/24(金)、2/25(土)に「宮中料理コース」8回目の授業が行われました。
今回が宮中料理コースの最終回となり、韓福麗先生が担当です。

講義内容は儀礼食の膳立て、宮中の宴会、饌案・饌品単子について。
宮中での行事や祝いごと、おもてなし料理についての説明や、
韓先生のお母さま黄慧性(ファン へソン)先生の80歳の誕生日祝いに
宮中の祝い行事を大々的に再現した様子もスライド資料で見せてくださいました。
 
通訳をするキョンファ先生
講義をする韓福麗先生
↑わかりやすく丁寧に講義をする韓先生。
←今回も同時通訳をするキョンファ先生。
献立表の説明を。。。


饌品単子と言われる献立表を実際に見せて説明される韓先生

王、王妃、王子...
それぞれ色が異なるとか

テーマは正饌−チョンチャン−(正式の菜−2)
正式の菜

クジョパン
 
(九折板)
ソンニュタン
 (ざくろ形餃子スープ)
オイソン
 (挟みきゅうりの甘酢かけ)
オミジャファチェ
 (五味子の冷たいデザート)
セッムリピョン
 (三色餅)

デモンストレーションの開始、まずはクジョパン(九折板)から。。。
九折板(クジョルパン)

韓先生は九折板(クジョパン)の器を皆さんに説明しながら、「キョンファ先生は私より立派なクジョパンをいろいろと持っていて驚きました。
これは、集めて下さったお父様に感謝しなくてはならないわね。」と、キョンファ先生がお父様の代から長年大事に使ってきた器を見てのご感想のようでした。
ミルチョンビョンを焼く ミルチョンビョンの生地 彩り良く焼かれたミルチョンビョン
クジョパンのミチョンビョンといわれる皮作り。
生地には自然の色素(緑、黄、桃色)を加えて薄く色づけ、彩りもいい4色の皮を。
焼く時には万能選手スッカラ(匙)の登場!!スッカラを使って生地をススッ〜と薄くのばして焼きあげます。
クジョルパン ミルサム
具になる野菜、卵、牛肉などもそれぞれ丁寧に下準備し、彩り良く仕上げます。
具を皮で包むとという別の料理になることも説明くださいました。
オイソン
(挟みきゅうりの甘酢かけ)
オイソン

きゅうりに切れ込みを入れ、塩をして炒め、切れ込みに一つずつ具材を挟み込んだ上品な一品\(◎o◎)/
オミジャ(五味子)
オミジャファチェ
五味子という木の実で作った韓国では有名な飲み物
ソンニュタン。ざくろのような形に包んだ餃子スープです。
このスープは韓先生が南北首脳会談の時にも出した上品で素朴な味の一品です。
皮で具を包む ざくろ型に包む ソンニュタン
(ざくろ型餃子スープ)

韓先生は具を皮で包みながら「モランボンの餃子の皮が一番おいしいから、今日はその皮を使って包むわね。」と、皆にモランボンの宣伝?!までしてくださいました。


今回(第8回)で宮中料理コースも最終回となり、
参加の皆さんにはそれぞれ韓先生から修了証が手渡されました。
修了証を渡す 修了証を渡す
韓先生からは「日本の皆さまにこうして韓国の宮中料理を教えられるというは、とてもやりがいのある仕事でした。キョンファ先生のおかげで私も貴重な体験をさせてもらいました。今度は皆さんが他の方へ宮中料理を伝えてくれたらうれしいです。」とのお言葉をいただきました。
修了証授与の後には、デコレーションケーキのように作られた出来立てほやほやの「祝い餅」を!!
「幸せや嬉しいことがあった祝い事の時には、皆でこうして幸せを分け合いながら食べるんですよ。」と韓先生。代表の方数名と韓先生が入刀しました。
切り立ての餅はもちろん、全員で分け合っていただきました。
初めて食べる韓国のお菓子に、皆笑顔(*^_^*)貴重な味覚体験です!!

第2弾「宮中料理コース」を修了された皆さん。 チュッカヘヨ〜(^_^)∠※
↑金曜日クラス
↑土曜日クラス

約半年(全工程8回)という長い期間、皆さん本当にお疲れ様でした!

<おまけショット!!>
今回の韓国スタッフ→
パク・ヨンミ先生(左)チョ・ウニ先生(右)
お二人とも既に講師として活躍中!!
↑全8回全てを終えてのお二人。
充実した感のある笑顔です。

最終日には記念の一枚を→
スタッフ全員で。
←終了後には府中の「牡丹峰」へ。
小向料理長を挟んでのスリーショット!

料理長の心のこもった繊細な料理に疲れも癒されました。
昨年の4月から第1弾、第2弾と1年にわたっての韓福麗先生をお招きしての
特別版「宮中料理コース」が終了しました。韓先生、本当にありがとうございました。
スタッフの皆さんもお疲れ様でした〜!!
▲INDEXへもどる ページ先頭へ▲

2006.2: 第7回「宮中料理コース」 後援:モランボン薬念研究所
2/3(金)、2/4(土)に「宮中料理コース」7回目の授業が行われました。
第7回目はキョンファ先生の担当です。
 
今回のメイン料理でもある神仙炉(シンソンロ)とよばれる器々も紹介しました。これらもキョンファ先生がお父様から譲り受けたものです。→
 

講義内容は。。。
ハングルで書かれた最も古い料理書である「飲食知味方(ウシッチミバン)」〜張夫人著〜の紹介やキョンファ先生のお父様が集めたという韓国の料理書、文献などもお見せしました。先生の昔なつかしい話などもおりまぜての楽しい講義内容です。


テーマは正饌−チョンチャン−(正式の菜)

シンソンロ
 
(神仙炉)
ピョニュックァイキョジャチェ
 (茹で肉と果物の芥子和え)
ファヤンジョッ
 (華陽炙)
ホンハチョ
 (ムール貝の炒め煮)

まずはファヤンジョッ作りから。。。野菜、卵、牛肉をそれぞれ下処理、味付けして串に刺します。
手間ひまがかかる上に、今回は生で食べられるくらい鮮度良い牛肉を使いました。
う〜ん、贅沢な一品です\(◎o◎)/
ファヤンジョッ

ファヤンジョッは彩り鮮やか!!
ムール貝の炒め煮と一緒に。

ピョニュックァイキョジャチェ→
芥子ソースが梨やりんご、栗、なつめなどの果物の甘さと牛肉のうま味を絶妙に引きたてます。
 
 シンソンロはそれぞれ下処理した材料を鍋に入れ、煮ながら頂く料理です。

彩りを考えて、3種のチヂを焼きます。その他には牛肉、鱈、海老のジョン、牛肉だんごなど。。。

←「鍋の大きさに合わせて材料を切り揃えますよ!」と先生。

切り揃えた材料を鍋に盛り込みます。ここでも彩りを考えて、きれいに!!
です(^◇^;)
シンソンロは最後の仕上げをしたらスープを注ぎ、出来上がり!!

食べる準備の皆さんです!
ピョニュックァイキョジャチェを仕上げます。
講義とデモンストレーションの後なので、お腹もいい具合に空いて。。。
シンソンロにスープを注いだら火にかけてさっそくいただきました。

今回もなかなか味わうことの出来ない、韓国宮廷料理を存分に堪能した皆さんです。
食べ終わったころには満腹の笑みが。。。今回も長時間お疲れ様でした!!
次回は宮中料理コースもいよいよ最終回です。休まずに皆さんいらしてくださ〜い!
▲INDEXへもどる ページ先頭へ▲

2006.2: 第6回「宮中料理コース」 後援:モランボン薬念研究所
1/20(金)、1/21(土)に「宮中料理コース」6回目の授業が行われました。
第6回目の今回は韓福麗先生がご指導くださいました。
講義をする韓先生と
同時通訳するキョンファ先生  
まずは講義から。。。内容は宮中の名節食(年中行事食)について。
正朝(チョンジョ)、端午(タノ)、秋夕(チュソッ)、冬至(トンジ)などの行事食について、
グリーンの韓服が素敵でした。

テーマは酒案床(チュアンサン)−酒肴の膳−
酒案床(チュアンサン)
クンジュントッポッキ(宮中トッポッキ)
テハチ(海老と各色野菜の松の実ソース和え)
チジョッ(キチの串焼き)
マルンアンジュ(乾きもの)
オンミョン(温麺)

まずはマルンアンジュ(乾きもの)を作ります。
ユッポ(牛の干し肉)
銀杏を炒る
銀杏
ユッポといわれる牛肉に
下味をつけて干したもの。
↑銀杏を炒ってから串刺しに。スッカラ(匙)できれいに皮をむく方法を特別に教えてくださいました。
これには「すご〜い!!」と、みな驚愕\(◎o◎)/
松の実刺し
松の実刺し
松の実を松葉に刺したもの。チャングムのドラマにも登場していますね!!
くるみ揚げ

くるみ揚げ
丁寧にくるみの甘皮を
むいてから素揚げ。

マルンアンジュ
マルンアンジュ
マルンアンジュ6品の盛り合わせ。
くるみを干し柿で巻いたものや生栗など。いろいろな素材、味を楽しめるように工夫されます。
テハチム
テハチ(海老の松の実ソース和え)
棒状の餅 宮中トッポッキを炒める韓先生 宮中トッポッキ
宮中トッポッキ。うるち米で作られた韓国の棒餅を炒めたものです。
もやしの芽やヒゲ根を丁寧に取り除くなど、細かい気配りはさすが宮廷料理!!

チジョッ。キチを主材料に、牛肉、トラジ、しいたけなどを串刺しし、焼きます。
トラジ(桔梗の根)の下処理をする韓先生↓
トラジ(桔梗の根)
キムチジョッの材料の串刺し
キムチジョッを焼く
韓先生が仕込みから。。。皆さんの試食分を準備くださいました。

八代さん、西川さん 石井さん、戸田さん
浦上さん、武田さん
宮中トッポッキを仕上げる皆さん(*^-^*)香ばしい香りが漂います。
オンミョンを盛るみなさん
堀さん、長澤さん オンミョン
彩りを考えながらオンミョン(温麺)を盛ります。皆さん真剣な表情です。
カンパイ〜!! コンベ〜!! ←会食の時間です。
酒案床(チュアンサン)ということで今回は特別に法酒(ポッチュ)での乾杯です。
「皆さん、ご自分のことを願って乾杯しましょう!」と韓先生。
「コンベ〜!!」

<おまけの3枚!!>
チャングムのように地道に仕込みをする合間の写真です!
 
ユッポ(牛の干し肉)を食べやすく切るキョンファ先生と鈴木さん。↓
ユッポを切るキョンファ先生と鈴木さん
韓国からのアシスタントのお二人
←松の実刺しをするのは韓国のアシスタント
チン・ソンミ先生(中央)、
チャン・ソヨン
先生(右)
韓先生が焼いてくださったピンデットッ


韓先生はいったい何をされているのでしょうか???
前日の仕込み中、小腹のすいた私たちのために、特製のピンデットッを焼いてくださいました。
何とも言えない、やさしい愛情のこもった美味しさ(#^.^#)でした。 韓先生、チョンマ コマニダ!!
▲INDEXへもどる ページ先頭へ▲

2005.12: 第5回「宮中料理コース」 後援:モランボン薬念研究所

12/9(金)、12/10(土)に「宮中料理コース」5回目の授業が行われました。
スラッカンの説明をするキョンファ先生 講義をするキョンファ先生
まずは講義から。。。内容は宮中料理の特徴、宮中料理用語について。
各地方の特産物(海産物、肉類、野菜、穀物など)が、時期に合わせて宮中に献上されたため、
宮中料理の材料は多種多様で新鮮だったという話など。

テーマは麺床(ミョンサン)−麺の膳−
麺床(麺の膳)  
トミミョン(鯛の麺)
ウォグァチェ
(小判餅と各色野菜の炒め和え)
テハクイ(蛤焼き)
チャンギ(醤油キチ)
 
はまぐりの殻に具を詰めたもの
表面を焼く
テハプクイ
テハクイ。はまぐりの身を刻み、牛肉、豆腐などと合わせて殻に詰め直して焼いた料理です。
はまぐりは「地はまぐり」で味も濃厚、ボリューム満点!
香ばしく焼けた香りと牛肉とはまぐりの味が不思議と混ざりあって、絶品です。
朝鮮かぼちゃ
生地を練って小判型に焼く
ウォルグァチェ
朝鮮かぼちゃを使ったウォグァチェ(小判餅と各色野菜の炒め和え)は、野菜や肉を炒めて、
更にはもち粉で作った小判型のお餅を焼いてから炒め合せた料理です。
鯛を焼く
下処理した鯛を丸ごと並べる
トミミョン(鯛の麺)
↑トミミョン(鯛の麺)
お刺身でも食べれるくらいの鮮度の良い鯛をジョンにしてから鍋に敷き詰めます。
鯛は頭や骨も入り、香りよいダシが出ます。
宮中料理ならではの赤、白、緑、黄、黒のコミョンも並べます。麺は弾力もある韓国春雨です。

餅を焼く 田中さん、岡村さん、長澤さん、戸田さん 餅を焼く 西川さん、岩崎さん、佐々木さん 餅を焼く 小西さん、塚越さん
餅粉で練った生地を小判型に焼きます。細かい作業にチャングムになった気分?!
 
ウォルグァチェを盛る
ウォルグァチェ
ウォグァチェの仕上げも丁寧に(*^-^*)、真剣な表情です。
トミミョンの盛り付け トミミョンの盛り付け
トミミョンにスープを注ぐ
トミミョンの盛り付けをする皆さんです。ちょっと緊張しながら。。。でも楽しそうです。
盛り付けが終わるとスープを注ぎながら「それぞれが違った盛り付けで面白いですね〜(*^-^*)」とキョンファ先生。
セッティングされた料理 会食の様子 会食の様子
会食の時間です。
スープの味に「感動〜!!」「すごく、おいしい。」の声が。。。
なぜか鍋を囲むと鍋奉行のように皆さんの分を盛り分けて下さる方がいたりで会食は楽しくすすみますね。
今回も召し上がっている時はお姫様気分?!の皆さんでした。
▲INDEXへもどる ページ先頭へ▲

2005.11: 第4回「宮中料理コース」 後援:モランボン薬念研究所
11/11(金)、11/12(土)に「宮中料理コース」4回目の授業が行われました。
今回の担当は特別講師の鄭吉子(チョン ギルチャ)先生です。
講義をする鄭吉子先生 講義の様子
まずは講義から。。。内容は宮中の時食(季節食)について。
「春夏秋冬と朝鮮半島にも四季があり、その時ごとのおいしい料理が作られます。
伝統的な料理は2000種以上あると言われますが、ここでは紹介しきれないので一部だけにします。」と
歌やことわざなどを交えながら丁寧に説明くださいました。

テーマは煎骨床(チョンゴサン)−鍋もの膳−
煎骨床(チョンゴルサン)  
トゥブチョンゴ(豆腐サンドの豪華鍋)
タップゴチ(鶏と干し鱈の蒸し煮)
タンピョンチェ(蕩平菜)
ムマレンイチャンアチ(切干し大根のコチュジャン漬け)
講義に続き、デモンストレーションも楽しく丁寧に進められます。
デモンストレーション
↑同時通訳をするキョンファ先生。
↓先生に釘付け状態の皆さん。
集中してでもンストレーションを見る皆さん
楽しい話をしながら。。。
干し明太
鶏肉を焼く
タップゴチム。干し明太と鶏肉をそれぞれ下処理してからじっくり煮込んだ料理です。
干し明太から出る独特の風味と旨みが絶品!!
緑豆のムッ 2種の味のタンピョンチェ
←味の違いを見てもらえるように塩味しょうゆ味で味付けしたタンピョンチェ
 
タンピョンチェ。緑豆でんぷんを固めたムッを細長く切って色合いを野菜などで五色にそろえて和えた一品。
ムッは他にも原料がどんぐりや蕎麦などもあり、鄭先生は秋になるとムッの材料にする為に、
山へどんぐり拾いに行かれるんだそうですよ(*^-^*)
焼いた豆腐 下処理されたトゥブチョンゴル トゥブチョンゴル
トゥブチョンゴ。直訳すると「豆腐の鍋」ですが、宮中料理だけあり、ひと手間が違います。
豆腐を焼いたものに牛肉をサンドして芹で結び、彩り野菜を敷き詰めます。
なんと今回は皆さんの試食分も鄭先生がひとつひとつ丁寧に作ってくださいました。
会食中 セッティングされた煎骨床 質問に答える鄭先生
会食の時間です。
会食中も料理の説明や質問などに答える鄭先生です。

おまけショット!!
キョンファ先生と鄭先生 イ・ソンウン先生とシン・オッチン先生
↑朝の仕込みをする
鄭先生とキョンファ先生
↑韓国からのアシスタント
イ・ソンウン先生(右)、シン・オッチン先生(左)
金曜日のスタッフ写真
  土曜日のスタッフ写真
金曜日の終了時点で。。。
 
土曜日の終了時点で。。。
金曜日には小向料理長、土曜日には上村料理長が手伝いに来てくださいました。
全部が終わった土曜日の写真は、なんだかみんなホッとした感じですね(∩.∩)
鄭先生、スタッフの皆さん、2日間本当にお疲れ様でした〜〜!
▲INDEXへもどる ページ先頭へ▲

2005.10: 第3回「宮中料理コース」 後援:モランボン薬念研究所

10/28(金)、10/29(土)に「宮中料理コース」3回目の授業が行われました。

講義内容は宮中の醤(味噌・醤油類)について。
メジュ(味噌玉)
宮中での(醤油や味噌)の役割やそれを守る番人・チャンコママの話、醤の原料になるメジュ(味噌玉)についてなど丁寧に説明するキョンファ先生。
 
醤を保存する甕

テーマは宮中サンチュサの膳
 
宮中サンチュサムの膳
チョミテンジャンチョ(伝統味噌チゲ)
メッチョッ(貊炙)
マルンセウポック(干し海老の炒めもの)
ヤッコチュジャン(肉入り辛味噌)
サンチュサ(サンチュの包みご飯)
オイネングッ(きゅうりの冷やしスープ)
ペセンチェ(梨のセンチェ)

干し海老を炒める
↑海老を炒める先生

チョミテンジャンチョチ

チゲを宮中用語ではチョチと言います。牛肉、しいたけの旨みが出た汁に豆腐を加え煮込みます。味の決め手はテンジャン(韓国味噌)です。

マルンセウポックム(干し海老炒め)
←マルンセウポック
干し海老を炒めてから足やヒゲを取り除き、さらに味付けしながらカリッと炒めた、食感・味ともになんともいえない一品です。
ヤッコチュジャンを作る

←牛肉とコチュジャンなどを合わせて作るコチュジャン。野菜との相性も抜群で病み付きになる?!?辛さです。
マルンセウポックム、チョルミテンジャンチョチ、ヤッコチュジャン
サム野菜
野菜と一緒に包んで食べる3品。
の味のバリエーションが広がります。

には欠かせない緑の野菜たち(⌒o⌒)!!
サンチュ、サニーレタス、キャベツ、エンダイブ、えごまの葉など、たくさんの新鮮な野菜が盛られました。
メッチョッ用の豚肉
豚肉に下味をつけて。。。
メッチョッ
メッチョッ。このメッチョッはドラマ「チャングムの誓い」の中で、
最高尚宮についたチョン尚宮が王に出す初めての料理として登場します。
ペセンチェを和える ペセンチェ オイネングッ
ペセンチェ(梨のセンチェ)
さっぱりとして梨のシャキシャキした食感が絶妙!
オイネングッ
(きゅうりの冷しスープ)
サムの仕方
サムの仕方を説明する先生
食べやすいサ(包む)の↑→
仕方を説明するキョンファ先生

試食の時間です。銘々に盛られたたっぷりの野菜に「こんなにたくさん食べられないかも〜ρ(^0^ )。」との声も。。。でもこれがお腹におさまってしまうから不思議。。。
だんだんとコツをつかんだようで、包み方、食べ方もじょうずになっていました!!
セットされたサンチュサムの膳 会食する皆さん 包み方もバッチリ!
おいしいものを食べる皆さんからは自然に笑顔(∩.∩)がこぼれます。
ヘルシーで大満足!!わきあいあいの楽しい会食となりました。
▲INDEXへもどる ページ先頭へ▲

2005.10: 第2回「宮中料理コース」 後援:モランボン薬念研究所
9/30(金)、10/1(土)に「宮中料理コース」2回目の授業が行われました。
今回の担当は特別講師の韓福麗(ハン ボンニョ)先生です。

まずは講義から。。。内容は宮中の歴史と背景について。
王様の食膳 講義をする韓先生
宮中での日常食や王様が召し上がっていたスラサンの話、
お母様である黄慧性(ファン へソン)先生から直接お聞きになった事など、
韓先生ならではのお話が次々に。。。
同時通訳をするキョンファ先生
冗談をいって笑う先生
今回も隣でキョンファ先生が同時通訳を!!

韓先生は時々日本語や楽しい冗談を交えます。講義を聞くのに緊張している皆さんの雰囲気を和ませてくれました。


テーマは飯床(パンサン)−ご飯の膳−
飯床(パンサン) 
ピョミパ(炊き込みご飯)
サンジョッ(牛赤身肉の薬味焼き)
オマンドゥ(白身魚のマンドゥ)
チュスンチェ(筍の和えもの)
セッムセンチェ(大根の三色なます)
ミナリカンフェ(芹のカンフェ)

下処理した具材
鯛を薄く広げて。。。 具材を鯛で包む
オマンドゥ。白身魚を薄くそいで皮にし、肉・しいたけなどの具材を包んだ(オ)の饅頭(マンドゥ)です。
今回の白身魚は刺身用の鯛。鮮度は抜群〜(⌒o⌒)!!
この仕上りは絶品!韓先生も思わず「おいしいわ〜!」と、うなっていました。
味付けした肉の形を整える ソプサンジョッ
サンジョッ
牛肉にヤンニョをして、焼き網でじっくり焼きます。
たけのこ ホンシで作ったソース チュクスンチェ
チュスンチェ。たけのこ、もやし、牛肉、しいたけなどを炒め合わせた料理です。
「もともとはホンシ(写真中央=熟柿)を使っていなかったけれど、ドラマ(チャングムの誓い)で
チャングムに甘さを試す為に、ホンシが使われました。せっかくなので皆さんにこの味で食べてもらいます。」と
韓先生からの細やかな心配りが感じられます。
ミナリカンフェ ピョルミパプ サムセッムセンチェ
ミナリカンフェ
赤とうがらし、牛肉、たまごなど五食の食材を彩りよく芹で巻いた料理です。
ピョミパ
別味飯といい、普通のご飯ではなく味のついたご馳走ご飯、炊きこみご飯のことです。
セッムセンチェ
大根の和えもの。とうがらし味、塩味、しょうゆ味の3種類を盛り合せ、飽きがこないように配慮します。
韓先生からのプレゼント
スッカラ(匙)とチョッカラ(箸) ゆっくりと試食を。。。 試食の前に1ショット!
試食の時間です。今回は韓先生から皆さんへのプレゼントがありました。
宮中飲食院で特別に作ったスジョ(スッカラ、チョッカラ)セットです。
皆さんの「うわ〜、うれしい!!」の声に韓先生も思わず笑みがこぼれます。
このスジョで食べると、ひと味もふた味も美味しく感じるかもしれませんねρ(^0^ )

次回テーマは宮中サンチュサの膳です。
10/28(金)、10/29(土)です、お楽しみに!!

<おまけのツーショット!!>
NHK「ステラ」の取材
  韓先生、キョンファ先生と韓国からのスタッフ
↑終了時にはNHK「ステラ」の取材
がありました。掲載情報は、後日
皆さんにもお知らせしま〜す(∩.∩)
  ↑左から、チェ・サンイ先生
ハン・ボンニョ先生、キョンファ先生
・チュニ先生での1枚。

韓先生、スタッフの皆さん、2日間本当にお疲れ様でした〜〜!!
▲INDEXへもどる ページ先頭へ▲

2005.9: 第1回「宮中料理コース」 後援:モランボン薬念研究所
9/2(金曜日クラス)、3(土曜日クラス)に「宮中料理コース」が行われました。
春に引き続き、第2弾のスタートです!!

<宮中料理コース 第1回>

テーマは粥床(チュサン)−お粥の膳−
粥床(チュクサン)

 
 
チャッチュッ  
 
チョンボッチュッ(あわび粥)
チャッチュッ(松の実粥)
 
ナバッキ(白菜と大根の水キチ)
↑講義の後にホッと一息、
出来立てあつあつを
召し上がって頂きました。
 
ミヨッポック(わかめの炒めもの)
 

メドゥチャバン(昆布の結び揚げ)

 
・プゴポプラギ(干し鱈の和え物)
 
・トゥブチョックッチョチ(豆腐鍋・アミの塩辛味
 

講義内容は宮中のお膳立てと日常食について。
朝鮮半島の気候風土 お膳と食器の説明 螺鈿のお膳
韓国の気候風土、食文化の歴史や食作法、お膳と食器の配置、食べ方、
宮中と民間との食の交流や違いなどを説明されました。
あわびの下処理 チョンボッチュッ(あわび粥)
新鮮なあわび
チョンボッチュッ。とびきり新鮮なあわびをじっくりと弱火で炊いた磯の香りが口の中に広がる上品なお粥です。

粥膳に添える小さなおかずを作ります。
粥を飽きずに食べられるように、いろいろな工夫と手間がかけられます。
干し鱈 プゴポプラギ メドゥプチャバン
プゴポプラギ。プゴと言われる干し鱈を細かく粉砕し、
しょうゆ、塩、とうがらしの3種類で味付け。
微妙な味の違いを楽しみます。
メドゥチャバン。結んだ昆布を揚げたものです。

汁に色を付ける 大根と白菜の水キムチ 味見をする皆さん!
↑ナバッキ
(白菜と大根の水キチ)
ナバッキ。大根と白菜を塩漬けして水を加え、発酵させた汁を味わうキチです。
皆さんには作りたてと、発酵した状態の汁を飲み比べていただきました。
絶妙な塩加減と発酵具合に「う〜ん、自分では難しそう!」との声も。。。

  いよいよ会食の時間です。
銘々の膳 ゆったりと食事をする皆さん
会食中はいつになく厳粛な雰囲気。みなさんお姫様気分?!
後で聞いてみると、初回だったので皆さんすご〜く緊張しながら、
この「宮中料理コース」に参加されたそうですσ(^◇^;)。。。本当に、本当にお疲れ様でした!!

次回テーマは飯床(パンサン)
9/30(金)、10/1(土)韓福麗先生が来日されます、お楽しみに!
▲INDEXへもどる ページ先頭へ▲

▲上へ▲


HOME最新情報料理教室コリアンレシピスタジオ紹介プロフィールキョンファ's ダイアリー韓国食材と調味料BOOKSリンク集
(C)2002〜2006 JEON KYONG HWA STUDIO. All Rights Reserved.