12/9(金)、12/10(土)に「宮中料理コース」5回目の授業が行われました。
まずは講義から。。。内容は宮中料理の特徴、宮中料理用語について。
各地方の特産物(海産物、肉類、野菜、穀物など)が、時期に合わせて宮中に献上されたため、
宮中料理の材料は多種多様で新鮮だったという話など。
テーマは麺床(ミョンサン)−麺の膳− |
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・トミミョン(鯛の麺) |
・ウォルグァチェ
(小判餅と各色野菜の炒め和え) |
・テハプクイ(蛤焼き)
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・チャンギムチ(醤油キムチ) |
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テハプクイ。はまぐりの身を刻み、牛肉、豆腐などと合わせて殻に詰め直して焼いた料理です。
はまぐりは「地はまぐり」で味も濃厚、ボリューム満点! |
香ばしく焼けた香りと牛肉とはまぐりの味が不思議と混ざりあって、絶品です。
朝鮮かぼちゃを使った
ウォルグァチェ(小判餅と各色野菜の炒め和え)は、野菜や肉を炒めて、
更にはもち粉で作った小判型のお餅を焼いてから炒め合せた料理です。
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↑トミミョン(鯛の麺)
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お刺身でも食べれるくらいの鮮度の良い鯛をジョンにしてから鍋に敷き詰めます。
鯛は頭や骨も入り、香りよいダシが出ます。
宮中料理ならではの赤、白、緑、黄、黒のコミョンも並べます。麺は弾力もある韓国春雨です。
餅粉で練った生地を小判型に焼きます。細かい作業にチャングムになった気分?!
ウォ
ルグァチェの仕上げも丁寧に(*^-^*)、真剣な表情です。
トミミョンの盛り付けをする皆さんです。ちょっと緊張しながら。。。でも楽しそうです。
盛り付けが終わるとスープを注ぎながら「それぞれが違った盛り付けで面白いですね〜(*^-^*)」とキョンファ先生。
スープの味に「感動〜!!」「すごく、おいしい。」の声が。。。
なぜか鍋を囲むと鍋奉行のように皆さんの分を盛り分けて下さる方がいたりで会食は楽しくすすみますね。
今回も召し上がっている時はお姫様気分?!の皆さんでした。