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2005年「宮中料理コース」
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2005.8: 第8回「宮中料理コース」 後援:モランボン薬念研究所
去る8/5(金)、6(土)、「宮中料理コース」最終回が行われました。

<宮中料理コース 第8回>
テーマは正饌−チョンチャン−(正式の菜)
シンソンロ、ファヤンジョッ、キュアサン

 
サムセッムリピョン、ヤックァ、メジャクァ オミジャファチェ
 
シンソンロ(神仙炉)
ファヤンジョッ(華陽炙)
ホンハチョ(ムール貝の炒め煮)
 キュアサン(蔦の葉の蒸し餃子)
・サセッムリピョン(三色餅)
オミジャファチェ(五味子の冷たいデザート)

講義内容は儀礼食の膳立て、宮中の宴会、饌案・饌品単子について。
宮中での行事や祝いごと、おもてなし料理について説明がありました。
中でも、韓先生のお母さまの黄慧性(ファン へソン)先生の80歳の誕生日のお祝い時には、
宮中の祝い行事を再現した様子も見せてくださいました。
宮中の献立表
神仙炉(シンソンロ)
饌品単子と言われる献立表
王、王妃、王子...
それぞれ色が異なるとか。
神仙炉(シンソンロ)とよばれる器々。
キョンファ先生がお父様から譲り受けたものです。
ファヤンジョッの具材

材料を串に刺す

ファヤンジョッ
ファヤンジョッ。きゅうり、人参、椎茸、トラジ(桔梗の根)、牛肉、卵(白身、黄身)で7色の素材を
それぞれ調理し、串刺しにする料理で、代表的な宮中料理のひとつです。
なまこの形に包む

千切りされた具材(きゅうり、牛肉、しいたけ)

蔦の葉
キュアサン。具材はきゅうり、牛肉、しいたけで、なまこの形に包みます。蔦の葉を敷いて蒸すのが特徴。
蔦の葉で蒸せば香りよし、皮がくっつくのを防ぐなど、先人の知恵がうかがえます。
皮はモランボンの餃子の皮を、蔦の葉は宮中飲食研究院からお持ちくださいました。
肉団子 チョデ センマイのジョン(卵の付け焼き)
シンソンロ。肉団子に卵の衣を付けて焼き(キョンダン)、芹や青ねぎなどを串刺しにして焼き(チョデ)、
センマイ(牛の胃袋)なども焼いて下処理、準備します。
きれいに並んだシンソンロ
シンソンロの材料 神仙炉(シンソンロ)
材料はそれぞれ鍋の大きさに合わせて切り揃え、並べていきます。黄、白、赤、黒、緑と彩りも鮮やかです。
↑彩りを考えながら、盛り付けをする韓先生
薄っすら塩味のシンプルな牛スープを加えて、煮ながらいただく料理です。
いろいろな素材からスープに味がしみわたり、見た目も豪華だけれど、
口の中に広がる複数の素材がおりなす香りは、何とも言えない贅沢な味わいです。

修了証を授与の後、ケーキのように作られた「祝い餅」のカット。
金曜日クラス 田中美恵子さん 祝い餅 土曜日クラス 吉見昌子さん
「祝い事など幸せや嬉しいことは、こうして皆で分け合いながら食べるんですよ。」と韓先生。
各クラスの代表の方一名と韓先生、キョンファ先生が揃って入刀しました。
もちろん、切り立てを全員で分け合いました。。。マシイッソヨ〜(*^_^*)

記念すべき第1回「宮中料理コース」を修了された皆さんです (^_^)∠※
宮中料理コースを修了された
金曜日クラスの皆さん
宮中料理コースを修了された
土曜日クラスの皆さん
↑金曜日クラス修了の皆さん
↑土曜日クラス修了の皆さん

おまけの写真!!
イ・ジョンミン先生、チョン・スジョン先生 餅を作る
←前日の様子!
餅菓子研究院で修行をつんだ
イ・ジョンミン
先生。さすが手馴れた様子でお餅作りを。
韓先生とキョンファ先生のお二人に挟まれ、何やらタジタジ(;-_-X;)?!
↑韓国からのスタッフ!
イ・ジョンミン先生(左)チョン・スジョン先生(右)
韓先生とキョンファ先生

韓先生、キョンファ先生のツーショット!!
全8回全てを終え、ちょっと疲れているようでもありますが、どこか充実した顔をされてるお二人です(*^ ^*)
本当にありがとうございました。
サハニダ〜!!
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2005.7: 第7回「宮中料理コース」 後援:モランボン薬念研究所

去る7/22(金)、23(土)、「宮中料理コース」第7回目が行われました。

<宮中料理コース 第7回>

テーマは正饌−チョンチャン−(正式の菜)
チョンチャン(正式の菜)

九折板(クジョルパン)
 
クジョパン(九折板)
オイソン(挟みきゅうりの甘酢かけ)
 ピョニュックァイキョジャチェ(茹で肉と果物の芥子和え)
クンジュンタッチ(宮中式鳥鶏の蒸し煮)
ソンニュタン(ざくろ型餃子スープ)

講義の内容は韓国の古料理書の紹介、宮中料理でおもてなしについて。
張夫人
九折板(クジョルパン)の説明
ハングルで書かれた最も古い料理書である「飲食知味方(ウシッチミバン)」〜張夫人著〜の紹介や
メイン料理でもある九折板の器の説明などを中心に話をされました。
ざくろのように丸く包みます! ざくろ型に包む ざくろ型に包まれたマンドゥ ソンニュタン
ソンニュタン。マンドゥクッ(餃子入りのスープ)の中でも、具を皮でざくろ型に包んだものです。
きゅうりに塩をして炒める

きゅうりに具を挟み込む

オイソン
オイソン。きゅうりに切り込みを入れて牛肉、卵、しいたけ、糸とうがらしを彩り良く挟み込んだ膳(ソン)と言われる野菜の蒸し料理の一つです。さっぱりとした甘酢が味のアクセントになり、とても美味しい一品です。
「美味しくて食べるのはあっと言う間なのに、この料理は本当に手間ひまがかかるんです。」と何度も先生が。。。
クジョルパンの具を炒める ミルチョンビョン(皮) クジョルパン
クジョパン。具になるのは牛肉、せん切りした彩り野菜をそれぞれ炒めたもの。
小麦粉で作った生地をクレープ状に薄く焼いた皮で巻いていただく料理です。
クンジュンタッチム
↑ピョニュックァイキョジャチェ
(茹で肉と果物の芥子和え)
↑クンジュンタッチ
(宮中式・鶏の蒸し煮)


どんどん料理の仕上げをする皆さんです。テーブルには次々に彩りもきれいな料理が並んでいきます。
チョンビョンと言われる皮を薄く焼きます↓→
ミルチョンビョンを焼く
ミルチョンビョンを焼く
クジョルパンを盛る キョジャチェを和えて盛る ソンニュタンの盛り付け
いかがですか〜?と先生 テーブルにはクジョパンを囲むように座り、美味しそうな料理を目の前に、そわそわ?!うきうき?!したような表情の皆さんです。マシッケッタ(美味しそう)!
おいしい料理を目の前に嬉しそうな皆さん 彩り良い食卓を囲んで
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2005.7: 第6回「宮中料理コース」 後援:モランボン薬念研究所
去る7/8(金)、9(土)、「宮中料理コース」第6回目が行われました。

<宮中料理コース 第6回>

テーマは酒案床−チュアンサン−(酒肴の膳)。晩酌の膳立てです。
 テーマ:酒案床−チュアンサン−(酒肴の膳)
 宮中理理 酒案床(チュアンサン)

マルンアンジュ
 
(乾きもののおつまみ)
クンジュントッポッキ
 (宮中式トッポッキ)
テハチ
 (海老と各色野菜の松の実ソース和え)
チジョッ
 (肉入り辛味噌)
オンミョン
 (温麺)

講義の内容は宮中の名節食(年中行事食)について。
宮中の名節食についての講義

正朝(チョンジョ)、端午(タノ)、秋夕(チュソ)、冬至(トンジ)などの行事と料理について説明がありました。
キョンファ先生ご自身の体験を交えながらの解説は臨場感にあふれ、大いに盛り上がりました。

松の葉刺し 松の葉刺しに挑戦!! 松の葉刺し
講義の途中では。。。「皆さんには幼いチャングムになったつもりで、ちょっとやって頂きたいことがあるんです。」とキョンファ先生。そうです、マルンアンジュ(乾き物のおつまみ)のひとつ、「松の葉刺し」に挑戦!
みなさん悪戦苦闘?!しながらも、美しく仕上がりました。
韓先生から頂いたユッポ タシマティギム マルンアンジュ
マルンアンジュにはさまざまな種類があります。今回は特別に韓福麗(ハン・ボンリョ)先生がこの日の為に
くださった肉脯(ユッポ)と言われる肉を乾燥させたもの、
皆さんに刺していただいた松の実刺し、昆布揚げ、さきいかの和え物を作りました。
キムチジョッの串刺し 材料を串刺しに! キムチジョッ。
卵をつけて焼きます。
チジョッ。韓国ではポピュラーな食材のトラジ(桔梗の根)、キチ、しいたけ、牛肉などと一緒に串刺しにして卵をつけて焼きます。この細かい調理過程を見ながら「自分では絶対に作らないかも。。。」と溜め息交じりの皆さんでした。
クンジュントッポッキ テハチム オンミョン
↑クンジュントッポッキ
(宮中式トッポッキ)
↑テハチ(海老と各色野菜の松の実ソース和え)
↑オンミョン
(温麺)
彩りもきれいな野菜がふんだんに使われて、見るからに美味しそうな料理です。
トッポッキを盛る小宮さん、吉見さん トッポッキの仕上げ!! オンミョンのスープを注ぎ足すキョンファ先生
トッポッキを仕上げる皆さん。6回目なので和気あいあいと楽しそうに会話を楽しみながらの実習です。
食卓に並んだ料理 思わず笑顔の谷さん、後藤さん 美味しい顔の半田さん、坪田さん
テーブルにセットされた出来上がり料理に皆さんの顔もほころびます。自然においし〜顔(#^.^#)ですね。
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2005.6: 第5回「宮中料理コース」 後援:モランボン薬念研究所
去る6/24(金)、25(土)、「宮中料理コース」第5回目が行われました。
今回の講師は韓国宮中飲食研究院の韓福麗(ハン ボンリョ)院長先生です。

<宮中料理コース 第5回>

テーマは宮中サンチュサ(サンチュ包みご飯)。野菜などでご飯を包んで食べる料理です。
一緒に包んで食べるコチュジャンや海老の炒めもの、その他3品を学びました。
 テーマ:(サンチュサの膳)
サムの膳

サンチュサ(サンチュの包みご飯)
チョミテンジャンチョチ(伝統味噌チゲ)
マルンセウポック(干し海老の炒めもの)
コチュジャン(肉入り辛味噌)
メッチョッ(貊炙)
ペセンチェ(梨のセンチェ)
オイネングッ(きゅうりの冷やしスープ)
 
メッチョッ   ペセンチェ オイネングッ

講義の内容は宮中の醤、宮中の食生活・宮女と調理人について。
メジュ チャンの保存用つぼ イ・ヨンエさんに料理指導
宮中での(醤油や味噌)の役割やそれを守る番人・チャンコのこと、醤の原料になるメジュ(味噌玉)について、
宮女たちの話では「チャングムの誓い」主演のイ・ヨンエさんやその他出演者への料理指導や撮影裏話など、
韓先生ならではのお話を約2時間かけて説明なさいました。いつものように同時通訳はキョンファ先生。
ジョークを交えながらの講義はアッという間でした。
かぼちゃの葉 蒸したキャベツ タンジ
には欠かせない緑の野菜たち。サンチュやサニーレタスの他にもかぼちゃの葉、タンギ、春菊、青ネギ、キャベツ、エンダイブ、えごまの葉などたくさんの野菜が盛られました。
サム野菜の盛りかご ハルリョンファ(ナスタチューム) ←ハリョンファ
(ナスタチューム)
特にめずらしいところでは、ナスタチュームの花と葉です。
これは韓先生が、お母様の黄慧性(ファン へソン)先生から「宮中ではこの花を包んで食べたのよ。」と
お聞きになり、宮中飲食研究院の庭で食用に育てているんだそうです。
牛肉、干ししいたけでダシを取る 宮中飲食研究院自家製味噌 豆腐、長ねぎ、とうがらしを加えて煮る
チョミテンジャンチョチ。チゲを宮中用語ではチョチと言います。
牛肉、しいたけの旨みに、味付けは宮中飲食研究院の自家製テンジャン(味噌)です。
炒めた牛肉にコチュジャンを加える 一体になるように加熱しながら混ぜる 出来上がりのヤッコチュジャン
コチュジャン作り。牛肉にコチュジャンを加え煮からめます。
との相性も抜群で、病み付きになる辛さです。今回は韓先生がまとめて全員の分を作ってくださいました。
韓国でははちみつやごま油を多く使ったものには薬(ヤ)の字をつけます。
サラシですり合わせるようにし、ひげを落とす ヒゲをふるう 最後に味付け
マルンセウポック。干し海老をザルでヒゲなどを除いて炒め、さらにサラシなどで摺りあわせ、ヒゲを除き、最後に炒めながら味を加える...、なんと工程が多いことでしょう。この手間ひまが美味しくなるポイントなんですね。
チョルミテンジャンチョチを盛る
ペセンチェを和える 料理を盛りながらキョンファ先生と
盛り付けやセッティングなどを手際よくすすめます。
さぁ、もう少しで会食ですよ!!楽しみですね。。。
サムの食べ方の説明 サムの包み方・食べ方を説明  
宮中でのサの食べ方を説明してくださる韓先生。
先生の説明を聞きつつも、目線は韓先生の手元に集中する皆さん。野菜たっぷりで美味しそう!!
セッティングされたテーブル さぁ、会食の始まり! 楽しそうにこちらを向くのは原田さんと芹澤さん
タンギの葉は独特の香り 花はどんな味ですかね? 2人でもりもり野菜を頂きます!
テーブルの上にはたくさんの野菜と料理がずらーっっっ。。。と並びました。
どれから包んで食べようかと考えながら、ごちそうを目の前に自然に笑顔がこぼれます。
歓談する声はにぎやか!?でスタジオ内は最後まで笑いが絶えませんでした。

<韓先生を囲んで、ハイ、キチ!!>  
韓先生を囲んで。。。1枚
 
イ・ソンウン先生、カク・ウニ先生
←韓国からのスタッフのお二人!

イ・ソンウン先生(右)
・ウニ先生(左)
2日間が終わりホッと一息です!
韓先生、キョンファ先生、スタッフの皆さん、
スゴ マーニ ハショッスニダ(お疲れ様でした\(^^:;)...)!
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2005.6: 第4回「宮中料理コース」 後援:モランボン薬念研究所
「宮中料理コース」が、6/10(金)、6/11(土)で実施されました。

<宮中料理コース 第4回>
今回のテーマは煎骨床(チョンゴサン)。
彩り豊かな豆腐のチョンゴ(鍋料理)ほか、3品を学びました。
 テーマ:煎骨床(チョンゴサン)
煎骨床(チョンゴルサン)
・トゥブチョンゴ(豆腐の豪華鍋)
 ・タンピョンチェ(蕩平菜)
 ・タップゴチ(鶏と干し鱈の蒸し煮)
 ・トドックイ(つるにんじんの薬味焼き)
講義の内容は宮中の時節食について。
四季折々の素材で楽しむ節食(チョ)、元旦、端午の節句、冬至などの行事食について
スライドを見ながら説明を受けました。
端午の節句に食べる餅と秋夕(チュソッ)の膳 冬至に食べるパッチュッ(あずき粥)と正月膳
端午節の話ではキョンファ先生が小さい頃に遊んだクネノリ(ブランコ遊び)やティギ(板乗り)の話で大盛上がり(-^〇^-)!!でした。
ムッを作るキョンファ先生 ムッを作る ムッ
←↑タンピョンチェ用のムッを作るところ。
「ムッはどんぐりそばなどからも作りますが、タンピョンチェに使うのは緑豆から作ったものです。」と、先生。
切ったムッ 彩りよい野菜などの具 タンピョンチェ
タンピョンチェ平菜)。プルンプルンしたムッに彩り良い野菜を混ぜ合わせました。
豆腐のジョン ジョンをサンドして巻く トゥブチョンゴル
トゥブチョンゴ(豆腐の鍋)。材料を下処理してきれいに並べて作ります。
豆腐をジョン(卵のつけ焼き)にして牛肉を挟み、芹などで縛ります。先生の「誰か手伝ってくださいません?」の
一言で、今回は吉見昌子さんが先生の隣で。。。先生の手元を確認しながら、真剣な表情の吉見さんです。
干し明太 鶏肉を炒める タップゴチム
タップゴチ。鶏肉と干し鱈をじっくり蒸し煮にした料理。
干し鱈独特の旨みと香りが全体をマイルドに。。。汁も、これまた美味しい!!
トゥブチョンゴルを盛る チャングムの話をする先生と一方井さん トゥブチョンゴルを盛る
実習中。細かい作業に「こんなに細かい作業をしているとチャングミになった気分。」と、どなたかが。。。「じゃあ〜、キョンファ先生は尚宮(サングン)様ね〜!!」とドラマ「チャングムの誓い」に例えての楽しい会話も飛び交います。
山中さん、一方井さん 最後の仕上げ ←最後の仕上げ(盛り付け)を
チョンゴルサン
↑タンピョンチェを盛る
↑テーブルにセッティングされた煎骨床(チョンゴサン)
さすがに宮中料理。今回の料理もコミョン(あしらい)が彩りよく飾られました。
食卓に並べられた料理の数々に 「私達は王女さま気分(*^_^*)。。。」と、満足気なお客様。
ひとしきり食べ終わると、楽しい会話で第2ラウンドが・・・。
スタジオ内はいつまでもたくさんの笑いでにぎわっていました(#^.^#)。。。
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2005.5: 第3回「宮中料理コース」 後援:モランボン薬念研究所
「宮中料理コース」が、5/28(金)、5/29(土)で実施されました。
第3回目は初回と同様に宮中飲食研究院の韓福麗院長先生が来日され、
講義とデモンストレーションをして下さいました。

<宮中料理コース 第3回>

今回のテーマは麺床(ミョンサン)。
麺の献立膳のことで、今回はトミミョン(鯛の麺)とそれに合わせたメニューの紹介です。
 テーマ:麺床(ミョンサン)

麺床(ミョンサン)
麺床(ミョンサン)
 
・トミミョン(鯛の麺)
 ・ウォグァチェ(小判餅と各色野菜の炒め和え)
 ・カビチクイ(蒸し煮カビの焼き物)
 ・テパクイ(蛤焼き)
 ・チャンギ(醤油キチ) 
はじめにスライドを見ながらの講義。
楽しいエピソードを交えた韓先生のお話に、韓国語ですが何となく雰囲気を察する参加者は、
同時通訳するキョンファ先生の日本語訳を聞いて一斉に大爆笑(-^〇^-)!!
韓先生が来て下さっての緊張感の中にも、和やかに講義がすすみます。
講義をする韓先生と同時通訳のキョンファ先生 スライドを見ながらの講義 真剣に韓先生のお話を聞く参加者の皆さん
この日は、韓国の水原(スワォン)で宮中飲食の大きなイベントと重なったそうですが、韓先生は当スタジオの宮中料理コースを優先してかけつけて下さったそうです。韓先生、カサハニダ〜!!

デモンストレーションでは次々に料理が作られていきます。
まずは朝鮮かぼちゃを使ったウォグァチェ(小判餅と各色野菜の炒め和え)を。
朝鮮かぼちゃ ウォルグァチェを作る韓先生 炒めたキノコ類
野菜や肉を炒めて、更にはもち粉で作った小判型のお餅も炒め合せた料理です。
「小判餅は昔は一つひとつ焼いたけれども、私は現代ではこうして大きく焼いてから小さく切ったりすることもあります。」と簡単な作り方もご紹介下さいました。
焼いた小判餅 小判餅を大きく焼いて ウォルグァチェ(小判餅と各色野菜の炒め和え)
(左)イ・ソヨン先生、
(右)
チェ・スナ先生。
↑餅の生地を大きく焼いて見せる韓先生
ウォグァチェ
(小判餅と各色野菜の炒め和え)

つづいては本日のメイン料理のトミミョン(鯛の麺)です。
鯛を捌いたら焼いて下ごしらえ ジョンにしたら鯛を元の形に 5色のコミョン
(岩茸のチヂム、黄身焼き、白身焼き、青葱のチョデ、赤とうがらし)
鮮度の良いお頭付きの鯛を捌いてからジョン(卵のつけ焼き)にし、
焼いた切り身を鯛の元の形に戻して、煮ながら頂く鍋料理です。
渋皮をむいたクルミ ワンジャ(肉団子) トミミョン(鯛」の麺)
宮中料理ならではと思わせるのが、彩り豊かな飾りや添え物の数々。キョンファ先生が前日にクルミの渋皮を竹串で取っているところ(写真左)です。どの料理にも宮中料理ならではの、キメの細かい作業が。。。
朝鮮王朝時代の宮中には、料理を作るた〜くさんの人がいたから出来たことかもしれませんね!
テハプクイ(蛤焼き) チャンギムチ(醤油キムチ) カルビチムクイ(蒸し煮カルビの焼き物)
テハクイ
 (蛤焼き)
チャンギ
 (醤油キチ)
ビチクイ
 (蒸し煮カビの焼き物)
鯛をジョンにして 卵をつけて焼いた鯛を鍋に並べる ウォルグァチェの味付けをして盛る
実習では各班で鯛のジョンを焼き、鍋に鯛1尾分を盛り込んでの仕上げ。
テーブルいっぱいに並んだ麺床(ミョンサン)の料理 テーブルを回ってセッティングから指導する韓先生 ←皆さんのテーブルを回ってセッティングから指導する韓先生。
彩りも豊かな麺床(ミョンサン)料理が、テーブルいっぱいに並べられました。
特にトミミョンの旨みたっぷりのユッス(スープ)は絶品!!
韓先生から「本場の韓国のものより美味しいと思うくらい、上手に出来ていますね。」とお褒めの言葉を
いただきました。それには皆さんも大喜び(*^-^*)。
次回のテーマは煎骨床(チョンゴサン)です。楽しみですね!!
宮中料理コース終了後にスタッフで1枚

←おまけの1枚!!
2日間を終え、ホッ(-。-;)yとするスタッフ。
おどけて「ハイ、キムチ!...カシャ」

お疲れ様でした〜!!

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2005.5: 第2回「宮中料理コース」 後援:モランボン薬念研究所
第2回目の「宮中料理コース」が、5/13(金)、5/14(土)で実施されました。

<宮中料理コース 第2回>

今回のテーマは飯床(パンサン)。
飯床とは、ご飯の膳(ご飯をメインにして肉、野菜などのさまざまなおかずを取り合わせた献立膳)のことです。
 テーマ:飯床(パンサン)
  飯床パンサン
 
 ・ピョミパ(炊き込みごはん)
 ・サンジョッ(牛肉の薬味焼き)
 ・オマンドゥ(白身魚のマンドゥ)
 ・チュスンチェ(筍の和えもの)
 ・ア(卵の包み焼き)
 ・サセッムセンチェ(大根の3色なます)
肉、魚、野菜、豆などが、バランスよく、とても彩り豊かに並べられます。
講義をするキョンファ先生 講義を聴く皆さん
講義では「朝鮮半島も縦に長いので、日本と同じように四季があり、時季のさまざまな農作物が宮廷に運ばれました。」とキョンファ先生。宮中料理の特徴宮中用語(一般と宮中では同じ料理でも名前が違っていた)などを、解りやすく説明されました。
新鮮な鯛 粉をつけて蒸し上げ オマンドゥ(白身魚のマンドゥ)
オマンドゥは白身魚(今回は鯛)を饅頭の皮のようにして、彩り良い野菜を包んで蒸しあげた料理です。
つるんとした食感で、蒸したてを頂くのは何とも贅沢な一品です。
米、黒豆、なつめなどの炊き込み材料 肉を平らに広げる アルサムを焼く、一方井理恵さん
↓ピョミパ
   (炊き込みごはん)
↓ソサンジョッ
   (牛肉の薬味焼き)
↓ア
   (卵の包み焼き)
ピョルミパプ(炊き込みご飯) ソプサンジョッ(牛肉の薬味焼き) アルサム(卵に包み焼き)
なつめ、黒豆などを炊き込んだピョミパは、ほんのり甘く、やさしい味の炊き上がり。
サンジョッ、ア、チュスンチェは皆さんがひと手間かけて作りました。
キョンファ先生もいつにも増して丁寧に指導にまわります。
出来上がった料理を
盛り付ける皆さん→

美味しそうに出来上がっていました(^○^)/
チュクスンチェ(筍の和えもの)を盛る金愛連さん
ソプサンジョッ(牛肉の薬味焼き)を盛る
チュクスンチェ(筍の和えもの) サムセッムゥセンチェ(大根の3色なます)
(左)チュスンチェ
   
(筍の和えもの)
(右)セッムセンチェ
   (大根の3色なます)
宮中料理は朝鮮王朝時代に確立されたもので、日本ではあまり知られていない料理がほとんどです。
参加された皆さんは講義やデモンストレーションはとても熱心に、実習は少々の戸惑いはあるものの、
その分じっくりと丁寧に取り組みました。
初めて見るもの、口にするものが目の前に並べられ、皆さん満足気(*^-^*)でした。
次回は麺床(ミョンサン)です。楽しみですね!!
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2005.4: 第1回「宮中料理コース」 後援:モランボン薬念研究所
宮中料理コースの看板
料理教室「宮中料理コース」
金曜クラス(4/15)、
土曜クラス(4/16)が、
スタートしました。


   すでに告知したように当コースは、
韓国・ (社)宮中飲食研究院の
韓福麗(ハン ボンニョ)院長をお迎えしてのジョイント企画です。
初回の第1回目は韓先生が直接ご指導くださいました。
デモンストレーションをする韓先生、
キョンファ先生は隣で同時通訳を。
デモンストレーションを聴く皆さん
前半は韓先生のデモンストレーション。キョンファ先生は隣で同時通訳を。
韓先生は、時々日本語や楽しい冗談を交えるので、緊張した雰囲気も次第にほぐれていきました。

<宮中料理コース 第1回>
テーマ:粥床
松の実粥のお膳 あわび粥のお膳
松の実粥のお膳
あわび粥のお膳

お粥に合うおかず(ミッパンチャン)がお膳に並びます。
メドゥプチャバン(昆布の結び揚げ) プゴポプラギ(干しダラの和え物) ミヨッポックム(わかめの炒めもの)
右から昆布の結び揚げ干しダラの和えものわかめの炒めものです。
ナバッキムチ(大根と白菜の水キムチ) トゥブチョックッチョチ(豆腐鍋・アミの塩辛味)
ナバッキ
トゥブチョックッチョチ
新鮮なあわび チョンボッチュッ(あわび粥) チャッチュッ(松の実粥)
メインのお粥。今回はあわび粥松の実粥を紹介しました。

食作法について話す韓先生 講義をする韓先生 講義をする韓先生
食作法についての説明や宮中料理の講義をする韓先生。
いろいろなお粥の紹介 楽しそうな実習風景 実習の様子
 ←↑実習の様子
皆さんと話すキョンファ先生 タラを和える芹澤さん、原田さん
いつものように実習中は笑顔が絶えません。
会食前に「はい、キムチ!!」
会食前に1枚
「今日は王様になった気分で召し上がってくださいね!」と韓先生。
みなさん初回で緊張しながらの参加でしたが、隣国の李王朝時代にタイムスリップした気分で、
興味深く、熱心に講義と実習に取り組んでいました。韓先生は、全8回のうち4回授業を担当なさる予定です。
韓先生とキョンファ先生 今回のアシスタントはソ・ジョンヒョン先生とチョン・ギョンシッ先生 終了後に今回のスタッフ全員で1枚!
↑韓先生とキョンファ先生 ソ・ジョンヒョン先生(左)、チョン・ギョンシッ先生(右) ↑今回のスタッフ全員で!

受講された皆さん、韓先生、キョンファ先生、スタッフの皆さんも
スゴ マーニ ハショッスニダー!!(お疲れ様でした〜!!)
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