韓国料理でよく使うごまには、「まごま」(いわゆる普通のごま・韓国語で(チャムケ))と「えごま」(トゥルケ)があり、えごまは実だけでなく葉もよく食べられる。えごまの葉は、青じそに似た独特の香りが好まれ、韓国では年間を通して栽培されている。 日本では東北地方や岐阜、長野で、主に実から搾油する目的で、わずかに栽培される。
■えごまの葉の食べ方 えごまの葉の、もっともポピュラーな食べ方は「サムパプ」(包みご飯)。えごまの葉を生のままご飯や薬味みそ、焼肉などをのせ、包んで食べるもの。えごまの葉以外では、サンチュ、白菜、茹でたキャベツ、ふきの葉、かぼちゃの葉、わかめなどでも包んで食べる。
このほかに、次のような料理がある。
また、刻んだえごまの葉を刺身と一緒にチョコチュジャン(とうがらし酢みそ)で和えたり、チゲ(鍋もの)に入れたりする。