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韓国食材&調味料 KOREAN Foods & Seasonings

ふき
モウィ

 早春にいち早く顔を出す「ふきのとう」は、ふきの花芽。ふきのとうが出尽したあと、小さな葉が次々と土からあらわれ、みるみるうちに大きく広がっていく。春〜初夏にかけて日の光を浴びて青々と茂るふきは、カルシウムやビタミン、鉄分をたっぷり含む優れた食品だ。
 朝鮮半島では、ふきは肺に作用して咳や痰を止めるほか、食欲をわかせ、胃を丈夫にし、むくみをとり、沈静作用や強壮作用にも優れるとして、古くからよく食べられてきた。もともと山野の自生植物として卑近な存在だったが、近年では逆に、高血圧や動脈硬化などの成人病を予防するヘルシーな野菜として、見直されている。
 日本では、長く伸びた茎の部分を料理に使う傾向があるが、朝鮮半島では育ちすぎないうちに葉と茎の両方を使うことが多い。

ふきの葉の包みご飯(モウィッサム:モウィッサ

ふきの葉の包みご飯
 ふきの葉を茹でて水にさらし、ご飯とジャン:包みご飯のたれ)をのせ包んで食べる。ふきの葉は、育ちすぎていない柔らかいものがよい。サジャンには、味噌に各種の薬味を混ぜ合わせたものや、いわしの魚醤ベースのものがよく合う。

ふきの和えもの(モウィナムル:モウィナム

ふきのナムル  地面から葉が出てまだ小さいうちに、茎の途中から摘みとって使う。茎と葉がついたまま、塩茹でして水気を絞り、ザクザク切ってチョコチュジャン(とうがらし酢味噌)やヤンニョテンジャン(味噌ににんにくやごま油を混ぜ合わせたたれ)で和える。ふきのほろ苦さと、濃厚なヤンニョがよく合う。


ふきの味噌汁(モウィテンジャンクッ:モウィテンジャンクッ)

 
  煮干しのだし汁に味噌をとき入れたところに、下茹でして刻んだふき(葉と茎)を入れてグツグツ煮る。おろしにんにくと、刻み葱やとうがらしを加えて仕上げる。比較的大きく育ったふきでも作れる。
 


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