別名「高麗人蔘」「オタネニンジン」。朝鮮半島北部〜中国東北部が原産。根の部分が極めて薬効に優れ、古くから不老長寿、万病の薬として漢方の最高位に位置づけられてきた。 主な有効成分は、ジンセノサイドとよばれるサポニンの一種で、大脳を鎮静させる一方で、体の細胞や臓器の働きを活発化して体調を正常な方向へと導く働きがある。 朝鮮人蔘は、即効性のある治療薬ではなく、一定期間摂取することで健康増進をはかる補薬(健康食品)ととらえることができる。ただし、長期摂取すると血圧が上がるため、高血圧の人は控えたほうがよい。
■朝鮮人蔘の種類
■朝鮮人蔘を使った飲食物