● (チャプチェ):春雨と各種野菜の炒め和え。
細切りにした牛肉やにんじん、椎茸、玉ねぎ、ピーマンなど色とりどりの具材と、もどしたタンミョンを甘辛く炒め合わせたおかず。漢字で「雑菜(チャプチェ)」と書く。韓国家庭料理ではとてもポピュラーな一品。
具にシーフードをとり合わせた「 」(ヘムルチャプチェ、別名 パダチャプチェ)
、きのこをとり合わせた「 」(ポソッチャプチェ)、とうがらしやピーマンをとり合わせた「 」(コチュチャプチェ)など、いろいろなバリエーションがある。
● (チムタッ):鶏と野菜、春雨の甘辛煮。
ぶつ切りにした鶏肉とじゃがいも、にんじんなどの野菜にタンミョンを加えて甘辛く蒸し煮にしたおかず。慶尚北道、安東(アンドン)の名物郷土料理だったものが数年前、ソウルで大流行した。
その他、タンミョンは鍋ものやスープ、煮ものに入れたり、マンドゥ(餃子類)やスンデ(腸詰め)の具として入れることも多く、韓国料理ではたいへんよく使われる食材のひとつといえる。
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