韓国料理でよく使われる、キク科の山菜。いわゆる「チュィナム
ル
」とは、近似種を包括する総称で、非食用種も含めると100種を越えるが、後述のとおり「チャムチュィ」をさす場合が多い。
韓国では、乾物になったものが年間を通して出回っているが、春〜夏にかけては天然ものと露地栽培のもので、それ以外の時期はハウス栽培のものになる。
日本でも、春の若芽を食用にする。
■
チュ
ィ
ナム
ル
の種類
(チャ
ム
チュィ): もっともポピュラーで収穫量も一番多い。和名の「しらやまぎく」「むこな」は、このチャ
ム
チュィにあたる。香りがよく、糖質、ビタミンAが豊富に含まれる。
(コ
ム
チュィ): 和名「おたからこう(雄宝香)」。タンパク質、カルシウムが豊富。
(スリチュィ): 和名「おやまぼくち」(雄山火口)。日本では、信州地方で蕎麦のつなぎに使う。
(ミヨッチュィ): 和名「あきのきりんそう(秋の麒麟草)」。
■
チュ
ィ
ナム
ル
の和えもの
乾燥チュィナム
ル
は、固いところや異物をとり除き、たっぷりの熱湯で茹でた後、水をとりかえて何度もすすぐ。こうしてもどしたチュィナム
ル
は、水気をよく絞って味噌、コチュジャン、おろしにんにく、ごま、ごま油などを加えて和える。見た目は地味だが独特の味わいと風味があり、おかずとして、ピビ
ム
パ
プ
の具として、非常によく登場する。
↑乾燥のチュィナム
ル
↑ピビ
ム
パ
プ
の具として
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