韓国食材と調味料
ケンニㇷ゚깻잎えごまの葉
韓国料理でよく使うごまには、「まごま」(いわゆる普通のごま・韓国語で참깨(チャㇺケ))と「えごま」들깨(トゥㇽケ)があり、えごまは実だけでなく葉もよく食べられる。えごまの葉は、青じそに似た独特の香りが好まれ、韓国では年間を通して栽培されている。
日本では東北地方や岐阜、長野で、主に実から搾油する目的で、わずかに栽培される。
えごまの葉の食べ方
えごまの葉の、もっともポピュラーな食べ方は「サムパㇷ゚」(包みご飯)。えごまの葉を生のままご飯や薬味みそ、焼肉などをのせ、包んで食べるもの。えごまの葉以外では、サンチュ、白菜、茹でたキャベツ、ふきの葉、かぼちゃの葉、わかめなどでも包んで食べる。
えごまを使った韓国料理
このほかに、次のような料理がある。
깻잎김치ケンニㇷ゚キㇺチ:えごまの葉のキㇺチ
깻잎장아찌ケンニㇷ゚チャンアチ:えごまの葉のしょうゆ漬け/みそ漬け
깻잎나물ケンニㇷ゚ナムㇽ:えごまの葉の和えもの
깻잎전ケンニㇷ゚チョン:えごまの葉の衣焼き
など
また、刻んだえごまの葉を刺身と一緒にチョコチュジャン(とうがらし酢みそ)で和えたり、チゲ(鍋もの)に入れたりする。