夏恒例の「蔘鶏湯(サㇺゲタン)とパッピンスを食べる会」は両日ともに即満席でした。
半世紀に渡り、作り続けてきたサㇺゲタンですが、歳を重ねる度に進化しています。
丸鶏に朝鮮人蔘、もち米、なつめ、にんにく等をつめてじっくり煮込んだサㇺゲタンは滋養豊かな伝統食。
申し込まれる方々は毎年楽しみに来てくださいます。カㇺサハㇺニダ~♪
キョンファ流のサㇺゲタンは上質な鶏ガラスープを使います。スタッフと一緒に愛をこめて具を包み、朝から煮込みます。
サㇺゲタンに欠かせないカットゥギも数週間前に漬けこんで発酵させた貴重な大根キㇺチです。
食べる会は乾杯の後、前菜やフェ、チヂミなど、お任せのオンマ料理を召し上がっていただきます。
ナムㇽなど野菜料理は手間がかかりますが、シンプルでおいしいので喜ばれます。中でもオイソンは切り込みを入れたきゅうりに牛肉や錦糸卵を詰め込んだ宮中料理。家庭ではなかなか味わえません。
センソンフェは鯛とぶりを盛り合わせました。特製のチョコチュジャンをつけて、あっと言う間に召し上がりました。(^-^)。
キㇺチチヂミは熟成したキㇺチを焼いたオンマの味。焼きたてが一番です。
パッピンスの小豆は前日に柔らかく煮ました。北海道産のおいしい小豆。手作りの小豆は格別で、パッピンスはおかわり続出ですが、「先生、小豆だけおかわりです!」という方も多く、仕込んだ私はニコニコです。かき氷機もどれだけ昔からのものでしょう(笑)。どうしても代えることができません。
今年も大人気のパッピンスでした。
カットゥギも抜群の発酵で、「こんなふうに美味しくなりましたー♪」と自慢気に見せてまわりました。
夏ならではの「サㇺゲタンとパッピンスを食べる会」、今年も笑顔いっぱいでコンベー(乾杯)!しました。
みなさん、サㇺゲタンで栄養補給し、暑い夏を乗り切ってくださいね!
お疲れさまでした。