メインは“キョンファ流プデチゲ”です。

キョンファ流スペアリブプデチゲ
プデチゲ(部隊鍋)はスパムやウインナー、ソーセージなどを使った大衆的な人気鍋です。思いのまま鍋に入れ、野菜やトッ(韓国餅)、ラミョンサリ(ラーメンの麺)も加えてワイワイ煮ながらいただきます。手軽に盛りこんで食べるチゲですが、“キョンファ流”は上質なスペアリブを煮込んだものをメインにした「極上のプデチゲ」です。コチュジャン、にんにく、唐辛子など多くの調味料を合わせた「特製タデギ」もおいしさのポイントです。
準備した食材とタデギで、みなさんは仕上げるだけ。あまりの美味しさに大喜びでした。

10㎏超えのスペアリブ

大量のスペアリブに切りこみを入れます。

仕込みの第一段階、煮込みます。

腕と愛をこめてスペアリブを煮ます。

余分な脂は取り除きます。

玉ねぎを敷き、たっぷりのスペアリブを分けます。
ムチョジョリ(大根の甘酢漬け)は3本の大根を仕込みました。
みなさんはデモを見て、召し上がるだけです(笑)

大根の仕込み

大根の塩漬け

味付けして仕込み終わったムチョジョリ

おいしく仕上がりました。
タランオマムッチㇺ(まぐろ山芋キㇺチ和え)はほんの少しの副菜のつもりでしが、市場で美味しそうな中トロと出会ってしまいました(^―^)。「食べたい!こでだわぁー!」と思い、迷いなく買ってしまいました。ハハハ

まぐろの中トロ

山芋をすりおろし、まぐろは角切りに。

まぐろ山芋キㇺチ和え
山芋もたくさんすりおろし、手作りキㇺチも切り、ヤンニョㇺカンジャンも合わせて準備完了! 酒の魚としても美味! ご飯にのせれば「まぐろ山芋キㇺチ丼」にもなります。
サンチュセンチェ(サンチュと海苔のセンチェ)は和える直前に海苔を20枚、あぶりました。大きなボウルでサンチュ、サニーレタスを和え、海苔をさっと混ぜて盛りつけました。香ばしい海苔の香りが野菜とヤンニョㇺに合い、メインを引き立ててくれます。

サンチュキㇺセンチェ
プデチゲは20年ほど前に韓国で買ってきた浅い鍋。どこにでもある鍋ですが、プデチゲやカムジャタンなどいろんな料理に大活躍しています。
みなさんは私の選んだ赤い鍋ですが、デモはやっぱりこちらを使います。

スペアリブの贅沢プデチゲ

野菜や韓国餅などいろいろ入ります。

みんなで煮ながら食べるプデチゲです。

デモでは最後まで仕上げます。
デモンストレーションの後、各自でプデチゲを作りました。
材料を入れ、タデギを加えて煮る姿は真剣であり、楽しそうでもありました。
スタジオ中はいい匂い!
「先生、タデギはもっと入れたほうがいいかしら?」、「ラーメンは食べられる分だけ入れよう。」、「野菜もたっぷりですごいですね。」・・・、赤い鍋が並び、賑やかな実習でした。

各自でマイプデチゲを作ります。

すごい量ですね、とみなさん。

材料とタデギを入れます。

ラーメンは半分くらいにしようかしら?

甘辛くて美味しそうなタデギ
ボリュームたっぷりで味のバランスもよいメニューでした。

プデチゲ・タランオムッチㇺ・サンチュセンチェ・ムチョジョリ

チャㇽ モッケッスㇺニダー♪(いただきます!)

豪華なテーブル♪
手作りのプデチゲは本当に美味しかったですね!!!
みなさん、お疲れさまです。
プデチゲは季節問わず、いつでも楽しめる気楽な鍋です。
どうぞ、家族や友人と鍋を囲み、おいしく召し上がってください。

楽しい教室を見つめてくれた椿!