秋だというのに孫たちが飼っているカブトムシのカブ子はまだ生きています。
私は夏に一度会っただけ(笑)。
やっぱりどうみてもゴキブリにしか見えませんでした。
さわることさえできなかった孫たちも、今ではかわいくて仕方がない様子。
手にのせたり、頭にのせたり。
昼間もカブ子のことが気になって仕方がない様子。保育園から帰ると、真っ先にカブ子のそばへ飛んでいくようです。
情がついたのか、娘も今ではカブ子がかわいくて仕方がないというから、不思議です。
触れるだけでなく、キスまでしようとするのだから信じられません。
お婿さん曰く、「もうかなり弱ってはいるんですけど、でも、子供たちも可愛がっているし、
カブ子、頑張ってますよ。」と。
弱っているからか、時々、さかさまになったまま動けなくなるそうですが、
リュックンはすぐにもどしてあげてゼリーの上にのせるんですって。
もはや家族みんながカブ子のことが可愛くて仕方がないんだそうです。
よいことです。虫でも動物でも、生きものの命は尊いのですから。
昨日、お風呂に入りながらカブ子の話をすると、リュックンは目を輝かせて「ハンメ、カブ子はね、すごいんだよ!カニ太郎はすぐに死んじゃったけど、カブ子はまだ生きてるんだよ、すごいでしょ!僕もうさわれるんだよ。」と。
普段は照れ屋でシャイなリュックンがイキイキしてるので私まで嬉しくなります。
でもね、どんなに頑張っていても、さすがにそろそろカブ子は死んでしまうはず。
その時の孫たちの悲しみと落胆を思うと、ちょっと胸が痛むハンメです。