クジョルパンは韓国の宮中料理です。
先週末は実習クラス「ひとりで作るクジョルパン」でした。

クジョルパン!
4年ぶりに実施したクラスです。
50年以上前に父がそろえてくれた貴重なクジョルパンは私の宝物!
その後に集めたクジョルパンも大事な私の器のひとつで、価格に関係なく、どれも思い出深いものばかりです。

宝物のクジョルパン♪
心をこめて使ってあげなくては!そういう気持ちで、数年に一回、クジョルパンを作るクラスを告知しています。
10名で満席。興味のあるメンバーが揃いました。
実習クラスなので、材料の切り方、ミルチョビョン(小麦粉のクレープ)など、すべてを各自で仕込みます。
なので、「朝ごはんをしっかり召し上がってきてくださいね!」とメールをしました。
予想以上に長時間かかりましたが、実習中のスタジオは真剣な空気。。。まるで試験中のようでしたが、精一杯がんばった後の達成感は最高でした!!!

火加減も大事!
野菜7種類と牛肉をそれぞれ丁寧に仕込みます。

チャングムになったつもり♪
宮中のスラッカン(料理場)で働くサングンたちのように、みなさんが熱心に料理していました。
八種類の具ができた後、スタートの時に仕込んでおいたミルチョンビョンを焼きました。数枚を焼く間にコツを覚えて、後半はとても上手に焼いたみなさん。嬉しそうでした♪

ミルチョンビョン
よく頑張りました!お腹空きましたね。

豪華な食卓!
焼きたてのブリ、ご飯、スープ、キムチがそろいました。
王妃になったつもりで、楽しくいただきましょう!
韓国でもクジョルパンをひとりで作ることなど、なかなかありませんが、手作りの宮中料理は上品で美味しいので大好評でした。
初参加の方も「先生、来てよかったです!」、「こんなにたくさんのクジョルパンをみられて嬉しいです!」・・・等、嬉しい声をたくさんいただきました。
包んで食べたみなさんは、「美味しいです!」と歓声があがり、私もスタッフも笑顔になりました。
参加者のみなさん、本当にお疲れさまでした。

クジョルパン♪
毎回、厳しい(笑)実習クラスですが、熱心な方々が集まります。
今年で48年を超える料理家の人生。
志を忘れず、失敗を恐れず、何事もあきらめずに進みたいと思います。
いつも応援してくださるみなさん、ありがとうございます!
カムサハムニダ!!!