我が家のピビムパプはナムルがたくさん入ります。
ナムルといえば、ほうれん草、ぜんまい、にんじん、豆もやし。ほとんどこの四種類が知られ、焼肉店でも3~4種類のナムルが出るだけ。
でも、韓国では、季節の野菜、すべてがナムルになります。
私のオンマはいつも手作りのナムルを手間をかけて作ってくれました。
ナムルはほうれん草ナムル、一品でもひとつのおかず。
でも、ピビムパプの時は数種類作ります。
そぼろを加えたり、ユッケを加えたり、その時々、オンマの美味しいピビムパプを食べてきました。
ピビムパプは日本でもだいぶ知られるようになりました。石焼ピビムパプも人気です。
週末のフリークラスは「石焼ピビムパプ」でした!
そして、丸鶏のわかめスープ、小松菜キムチ、たこのチョジャンフェ。
どれも私の大好物です。
丸鶏は旨みがたっぷり! 鶏屋さんから届いた丸鶏を茹でて作りました。
火加減に気をつけながら、美味しいダシが出て、柔らかくなるまで煮ました。仕上げにわかめをたっぷり加えて、我が家の丸鶏ミヨックッ。
13年前、初孫のソフィが生まれた時、シドニーで毎日、丸鶏わかめスープを作りました。三週間も続けて丸鶏ミヨックッを食べたのは人生で初めてです(^-^)。
ナムルの仕込みや準備など、とても大変でした。スタッフと一緒に、ピビムパプ屋さんになりました♪
ジョン家の小松菜キムチはいかの塩辛をたっぷり入れて作ります。オンマの小松菜キムチが美味しすぎて、ご飯が進みました。懐かしい味、忘れない味です。そして、私も母のように作り続けています。
小松菜は塩漬けをきちんとしないと青臭くなります。お教室のために、愛情をこめて仕込みました。
ノーム マシイッソヨー!(すごーく 美味しいです)ふふふ
たこのチョジャンフェも「先生、おいしいです!」と好評でした
長年、どれだけたこを切ってきたことでしょう。
どんな部位もおいしさ、歯ごたえがあるので食べやすく切ります。
モランボンのコチュジャンはジョン家に伝わる”チャプサルコチュジャン(もち米コチュジャン)”です。旨みたっぷりのコチュジャンを使ったチョコチュジャン(唐辛子酢味噌)は毎日食べても飽きないほど。お酒もすすみます(笑)。
石焼ピビムパプは焼肉屋さんに行けば、いつでも食べられるようになりましたが、手作りナムルを盛り合わせて仕上げるのは”スペシャル石焼ピビムパプ”です!!!
七種類のナムル、牛そぼろ、干し明太ムッチム、乾煎りした生しらす、卵も加えました。
石焼ピビムパプ、丸鶏わかめスープ、たこのチョジャンフェ、小松菜キムチ。
週末(16日)はフリークラス。長いデモンストレーションをご覧になった後、みなさんはピビムパプを盛り付けて仕上げるだけでした。
豪華! すご~い! 美味しいです!!!と大歓声が上がり、私もスタッフも疲れが飛びました。
丸鶏わかめスープはたっぷりよそいましたが、おかわりする方も多かったです。キッポヨー!(嬉しい)。
ピビムパプは、スッカラッ(匙)でよく混ぜていただきます。ピビムパプ用に合わせたコチュジャンも人気で、みなさん、おいしそうに混ぜて召し上がっていました。
3月の料理教室も無事に終わりました。
4月は特製のキョンファ流コムタンを食べる会があります。50年近く、さばいてきた牛テール、子供の頃から食べてきた我が家のコムタンを頑張って作ります。
興味のある方、ぜひ、いらしてくださいね。