新年初の料理教室は「食べる会」でした。料理解説の後、コンベー(乾杯)!
ポッサㇺキㇺチ「王様キㇺチ・魚介入り豪華包みキㇺチ)」をはじめデザートのヤッパㇷ゚
(薬飯)まで、初春らしい料理を召し上がっていただきました。旧正月のお祝いも含めたスペシャルバージョンでした。
まずは香りのよいチャッチュッ(松の実粥)を召し上がっていただきました。
アンジュ (おつまみ)は新年を祝い、クジョㇽパン(九折板)の中にウンギ(銀器)をのせました。半世紀前に父から受け継いだ器たちです。
私が食べたい料理を選んだ贅沢な前菜は大好評でした。お酒を飲む方も、飲まない方もゆっくり味わいました。
ポッサㇺキㇺチは魚介を加えた豪華な“王様キㇺチ” 。
私にとっては冬の好物ですが、韓国では食べたことがない人が多いくらいです。
鮮度のよい魚介で丁寧に仕込みました。
牡蠣が旨みを引き立ててくれ、爽やかで上品な味のポッサㇺキㇺチは大好評でした!!!
焼きたてのセンソンクイ(めかじき焼き)は柚子ヤンニョㇺが効いて美味!あっという間にみなさんのお腹に入りました。
牛肉とキㇺチ、豆腐を並べたセゴギチョンゴㇽ(煎骨)は私のオリジナル鍋。炊きたてのご飯と一緒に召し上がっていただきました。
スンム(かぶ)のヤンニョㇺ和え、オジンオムッチㇺ(いか塩辛ヤンニョㇺ和え)などお気に入りの小さなおかず、キㇺチも添えました。
デザートはヤッパㇷ゚(薬飯)とトゥングㇽレチャ(あまちゃづる茶)。
薬飯はもち米に胡桃や松の実、なつめなどを入れ、蜂蜜や黒砂糖を加えて蒸した代表的な“甘いおこわ”で、『ヤッシッ(薬食)』とも言います。不老長寿の薬と言われた蜂蜜を使うことから『薬』という字がつきました。古くは1月15日にいただく行事食でしたが、現在は結婚式や誕生日、お祝いにも登場します。手作りはオンマのおいしさです。
「先生、すごく美味しいです!」、「お腹いっぱいなのに、美味しくて食べちゃいます。」等、嬉しい声が続出。作った甲斐があります。
トゥングルㇽレチャ(あまちゃづる茶)はあまちゃづるを煎じた韓国茶。なつめを加えて優しい味に仕上げたたお茶は「おいしい♪」と好評でした。
料理の仕上げなどで写真をあまり撮れませんでしたが、二回の食べる会は大成功に終わり、心からほっとしました。
みなさんの笑顔は最高の褒め言葉!カㇺサハㇺニダ!!!