3月になりました。梅が咲き、桜もそろそろ咲き始めます。
1日(金)の料理教室は「キョンファ流のカムジャタン」がメインでした。
カムジャタン(豚肩骨とじゃがいもの旨辛鍋)、鰯のチョジャンフェ、キムチマカロニサラダ、ムチョジョリ(大根の甘酢漬け)の4品。
カムジャタンは庶民の料理。韓国ではカムジャタンの専門店がたくさんありますが、日本では気軽に食べることができません。
私のカムジャタンは大量の豚肩骨をじっくり煮て使います。
じゃがいもと特製ヤンニョムで仕上げますが、旨みがたっぷりで最高!!!
今回のフリークラス「カムジャタン」は実はスペシャルクラスでした(^-^)♪
久しぶりなので、参加者に美味しいカムジャタンを食べさせたい!という思いで企画したクラスでした。ふふふ
手作りのカムジャタン、そうそう食べることができません。
生姜を加えて、じっくり煮込みました。
いつものことですが、料理教室の日はメインの仕込みや準備が大変です。
今回、私はカムジャタン屋さんのアジュンマでした(笑)。
本来、鍋を囲んでみんなで食べる料理ですが、マイペースで美味しく食べてもらいたくて、銘々の鍋で仕上げました。
鍋をみて、参加者は「わぁー!すごいボリューム♪」と歓声が上がりました。
ヤンニョムの量は各自、味をみて調整しました。
スタジオ中、美味しそうな匂いがいっぱい。
鰯は各自で切って盛りつけをしました。鮮度のよい鰯。生姜を効かせたチョジャン(唐辛子酢味噌)がよく合います。
炊きたてのご飯、キムチも添えて、テーブルは豪華になりました。
「先生、美味しい!」、「大根がほっとしますね。」、「チョジャンおいしい!」、「ご飯がすすみます!」・・・。どれも大好評でした。
食べ始めるとみなさん静かになりました。骨についた豚肉を食べるのはたいへん。ふふふ、とてもおいしく仕上がり、大満足のみなさんでした。
スペシャルカムジャタン、実施した甲斐がありました。
しっかり食べて洗い物をした後、コーヒーを飲みながら会話がはずんでいました。私も加わり、いろんなおしゃべり(笑)・・・。
モランボン調理師専門学校の頃から料理教室にきていた方が2名いらしたので、昔の話に盛り上がりました。「鍋磨きまで厳しかったですね。」、「実習がけっこう大変でした。」・・・。懐かしい。
47年の料理家生活。40年以上、教室に来てくださる方をはじめ、長い間、通ってくださるみなさん、新しく参加なさる方も含め、私にとってみなさんは”宝”です。心からカムサハムニダ!!!
おいしいものをみんなで食べると笑顔になります。
みなさん、お疲れさまでしたー!!!