「ぬか漬け君、おいしくなってね。かわいいよ。がんばってね。」と話しかけながら、朝晩、かき混ぜています。
6月初旬でしたか。今年は本格的に再開しました(^-^)。
しゃがみこんで混ぜるのは嫌だし、まわりに飛び散るのもいやなので、毎回、シンクの中で混ぜます。
大きな甕を運ぶのは大変ですが、これって軽いエクササイズ?!
ふふふ、ぬかの中に手を入れて、時間をかけて混ぜます。気持ちいい!
可愛がれば可愛がるほどおいしくなってくれるから、さらに可愛いのです。
きゅうり、なす、かぶ、小松菜、にんじん、山芋・・・どれも美味しくて、歯ごたえも楽しめて最高です。
始めの頃、龍矢は「うっ、何この匂い。ハンメ、僕これいまいちなんだけど。」と言ってたのに、最近は「なんか、おいしそうな匂いになってきたね。」と。
味のわかる男?ハハハ、こなれてきたのがわかるのかな?それとも、おいしいきゅうりを食べたからかな?
「君たちのオンマは保育園の時、毎日、かき混ぜてくれたんだよ。お友達にチュータン、臭いよ。と言われたくらい・・・」と話すと、「うん、知ってる、ハンメに何度も聞いた。」と秋華。
そうだった。ハンメは何度も言うものよ。ハハハ
二人とも混ぜたがるけどダメ。
まだ赤ちゃんぬか漬けだから、しばらくはハンメだけが混ぜるのよ。
けっこう力がいります。冷たくて、あったかい手の感触。ぬか漬けを混ぜていると心が穏やかになります。
オモニのぬか漬け、おいしかったなぁ。。。
晩年、オモニはどんな思いで毎日を過ごしていたのだろう。
寂しかっただろうなぁ。
兄や弟はいますが、娘は私ひとり。なぜもっと顔を見にいかなかったのだろう。。。。。
いろいろ思い出すと、後悔だらけで自分がいやになります。
だから、その分を今、精一杯やりたい。
もしかすると自分のためなのかもしれません。
この4カ月、地に足がつかないまま、ふわふわと必死で舞っている私。
さて、ぬか漬け君、今日もよ~く混ぜてあげますよ。