死ぬ前に最後に食べたいものは?と聞かれたら、たいていは「ご飯とキムチ」と答えてきました。
でも、今、この季節に同じ質問をされたら・・・。
「トランテ!」と答えるかもしれません(笑)。
トランテはいもがら、いもずる、ずいきのことです。
小さい頃から大好きでした。
先週、姪からおすそ分けしてもらったトランテが、この秋の初もの。
そして、今日、叔母からも新鮮なトランテをいただき、さっそく茹でて仕上げました。
むいて、茹でて、アク抜きして、仕上げて・・・。とても手間がかかります。
すでに皮をむいて長さを三等分くらいに分けておいてくれたので、茹でるのも楽でした。
太い部分から茹ではじめました。
地味ですが、滋味豊かな一品。
食べても食べても飽きないのです。
今夜も食べ過ぎてしまいました。
この秋、あと何回食べられるかしら。
私の写真技術が悪すぎて悔しいわ!
だって、実物はもっともっと美味しそうに輝いているんですもの。
トランテはナムルや煮物にしたり、ユッケジャンに入れたりもしますが、私はこのシンプルな一品が一番好きです。
どんなご馳走にも勝る秋の味。
あー、幸せ!