9月も残り半分になりました。
暑かった夏、雨の多い残暑で、今ひとつスカーッとしませんでした。
夏が苦手な私ですが、夏にしか味わえない食べ物には目がなく、今年もずいぶん楽しみました。
青とうがらし、エホバッ(朝鮮かぼちゃ)、えごまの葉。
この三巨匠食材なしでは夏を越せなかったと思います。
青とうがらしは激辛タイプ、普通タイプなど数種類を楽しみました。
そのままかじったり、味噌やコチュジャンをつけたり。
味噌漬けにもしました。
昔のように長期保存をする必要もないし、冷蔵庫で保存もできるので気楽に作るようなりました。
特製のキョンファ味噌を弱火で練り込んで冷まし、切った青とうがらしにからめるだけ。
できたては活き活きした青とうがらしの香りを楽しめます。
数ヶ月して味がなじむと、これまた旨みが増して美味。
これをベースにサムジャン(包み味噌)を作ったり、味噌汁や味噌煮込みに加えたり、無限に活用できるのです。
エホバッは煮干しと一緒に煮たり、スープ、ジョン、チヂミに。
先日は冷蔵庫に残っていたブロッコリーも一緒に煮ました。
毎日食べても飽きないメニューです。
ケンニプ(えごまの葉)は無農薬の自家製は贅沢この上ない野菜です♪
香りもよいし、柔らかい!
一枚一枚丁寧に洗って、きれいな布巾で優しく拭いて、漬けこみます。
何百枚もの葉を拭くだけでも1時間以上かかり、気の遠くなる思いです。
ヤンニョムだってごまを炒ったり、火入れをしたり、冷ましたり。
あーーー!もういやっ!と投げ出したくなる気持ちを抑え、「これさえあればご飯が美味しい!家族が喜ぶ!孫も喜ぶ!」と呪文を唱えながら忍耐を持って頑張るのです。ふふふ
そして、必ず「やったー!!!」。
「美味しい!!!」
「美しい!!!」と大満足するのです。
ケンニプチャンアチ(えごまの葉のしょうゆ漬け)。
夏の最高のおかずです。
白いご飯と一緒に食べるのが一番ですが、豆腐を巻いたり、クリームチーズを巻いたりもします。
刻んでそうめんと一緒に食べたりもね。
日曜日のお昼、そうめんを食べていたら孫は「ハンメ、これちょうだい。」とえごまのチャンアチをさして言いました。
とにかく韓国おかずが大好きなリュックン。
葉っぱでそうめんを巻いて口に入れてあげました。
「うん、美味しい。」と満足そうにうなづき、何度も催促されました。
夏はもう終わってしまうけれど、美味しい思い出もいっぱい。
冷蔵庫に残ったこれらを惜しみながら秋まで食べ続けたいと思っています。